体質だから、歳だから、あるいは病院で検査したら特に問題ないと言われたから、、、ということで、最近体調が悪いけど自分を、自分の人生をあきらめていませんか？
内分泌内科というのは知る人ぞ知るレアな科です。私は一般内科診療も行いながら内分泌内科を専門としてきましたが、「身体が重い」「動きたくない」「真夏なのに寒い（真冬なのに暑い）」「急に痩せた（太った）」「皮膚が急に荒れてきた」「冷たい水を一日中飲みたい」「手足がしびれる」「顔が急に変わった」「脱毛が激しい」「薬を飲んでも血圧が下がらない」などなど、様々な訴えを抱えて色んな診療科を受診しながらも、「一般的な検査の結果異常はないので気のせいでしょう。」「うつ病でしょう。」「更年期でしょう。」などといわれて原因を解決できずに長年悩んできた人に出逢うことがままありました。もちろん本当にメンタル疾患の場合はメンタル専門家による治療が必須ですが、内分泌疾患であることも多いのです。
内分泌疾患はホルモン補充または抑制によって症状がほぼ完全に軽快することが多く、完全に以前の生活をとりもどすことができます。しかし適切な診断と治療が成されないために悩み続けている人が多くいらっしゃることはとても残念でもあり、惜しいことです。私がクリニックを開きたい第一の理由はこの、世の中で埋もれて苦しんでいるホルモン異常の人たちを治して、よりよい人生に戻っていただきたいということです。

私がクリニックを開きたい第二の理由は、忙しい人たちの仕事や生活を邪魔せずに隙間時間に受診することで、健康を保っていただきたいということです。
忙しい日常の中で、今すぐは命に関わらないであろう生活習慣病、発熱、アレルギー性疾患、などなどに関して、休んで受診する余裕がないことがよくあります。私はビジネス街の真ん中で、朝早くからと、昼休み時間と、夕方五時からの時間を含んで平日は毎日クリニックを開くこと、それに加えてウェブ診療と薬の送付（再診で安定している人に限ります）を行うことで、これらの人たちが早めに受診して継続的に治療を受けることで力になりたいと思っています。　
加えて、タイムリーでスピーディな治療を行います。具体的には当院には血糖値、HbA1c、血算、生化学、ホルモン値、各種ウィルス抗原・抗体、尿検査、測定機器類があり、多くの場合その場で血液検査の結果をお知らせすることができるので、「今日の結果は来月お知らせして対応は来月。」ではなく「今、すぐに結果をみて適切な治療を今から。」ということが可能です。また、当院では渡航ワクチンも各種用意しております。

私がクリニックを開きたい第三の理由は、病気を治すだけでなく、より高いQOLのお手伝いしたいということで、このため自由診療メニューも用意しています。
具体的には、肌や髪の質の改善、肥満の方へのダイエットのサポート、アレルギー・敏感肌体質の方へステロイドを含まない、蜜蝋で作った塗り薬や刺激の少ない塗り薬などを用意しております。特定の疾患に対する保険適応のホルモン剤の他に、自由診療のナチュラルホルモン各種も用意しております。ナチュラルホルモン療法は、1990年初めからカリフォルニア州のQueen of the Valley病院で医療に貢献して来られたニール・ルージェ先生が始められたナチュラルホルモンの提供を受け、患者さんの症状と検査結果をニール先生と相談しながら行っていきます。疲労回復と栄養補充のためのビタミン各種などの点滴も用意しております。

院長　渡邉 秀美代